C4について
虫歯の進行度 最終段階C4のお話です。
虫歯には進行度によって「C0」から「C4」までの段階があります。
そして、C4はその最終段階。
歯の大部分が崩壊し、神経も死んでしまっている状態です。
歯がボロボロになった。
でも痛みがない。から大丈夫?ではありません!
C4の虫歯では、神経が死んでいるために痛みを感じにくくなることがあります。
「痛くないから大丈夫」と思って放置すると、歯の根っこに膿がたまり、歯ぐきが腫れる、顔が腫れる、熱が出るなど、より深刻な症状が出ることもあるんです。
C4になった歯の治療法
C4の治療は、以下のような方法が検討されます。
• 抜歯(歯を抜く)
→ ほとんどの場合、虫歯が進行しており、治療ができない状態になっています。
→抜歯後は、入れ歯やブリッジ、インプラントでの補綴治療
かみ合わせを回復するための治療が必要です。
• 根管治療(歯の根の治療)+被せ物
→ 条件によっては、歯を残せる場合もあります。
・ そのまま放置
→お勧めできません。。
抜歯は一大事です。
抜いた後の治療はとても重要です。
歯科医師の技術のみせどころでもあります。
当院では義歯はもちろん、インプラントも専門医と連携を取り、患者様にメリットの大きい方法を検討.提供できるように努めています。
1番に考えていることは、身体への負担を少なく、健康維持としての治療です。
ただ歯を入れるだけなら誰にでもできます。
しかし、それを維持していくのが難しいのです。
斜めの口の中に基準がなくありのままに合わせた歯を作ると噛めない歯をつくってしまうことになります。
そういったことを検査し、現状より良い状態にすることを考えないと歯科医療としては不十分だと考えています。
保険診療ではよくて現状維持しかカバーされていません。
良い方法には良い材料はもちろん、時間と費用もかかります。
歯も身体の一部です。同じ歯をいじる回数はなるべく少なく、
一度で良い治療を受けていただくことをこちらは考えています。
そのため治療に時間、費用、気持ちをかけて🥴